プレコンケア外来に行ってきました(2023/5/26)

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先日、大学病院のプレコンケア外来に行ってきました!

 

「プレコンケア(PCC)外来」は、持病がある方、妊娠しにくい方、妊娠に不安や悩みを抱えている全ての人が、将来の妊娠のために、必要な健康状態のチェック、日々の生活に対するアドバイスなど、妊娠前の身体づくりに必要な正しい情報を提供くださる外来です。

 

「妊娠について考えることで、自身の健康管理を行う。」ことを掲げているそうです。

 

 

以前もほかの大学病院のプレコンセプション外来に行きましたが、薬の話のみだったので、今回もう少し詳しく教えていただけそうな別の大学病院に行くことにしました。

 

 

初診だったので、総合受付で手続きし、周産・女性科で血圧・体重を測定し、30分ほど待たされ、診察室へ。

 

 

先生が2名(1人は書記)と、研修医のような方が3名の5名座っていて、診察室入ったとき思わず固まってしまいました(^_^;)笑

大学病院ってなんかすごい・・・

 

 

 

以下、受診した際のお話です。

 

 

【合併症妊娠】について

持病のある人が妊娠した場合、合併症妊娠と表現することがあるそうです。

妊娠中に持病が悪化する場合もあるため、妊娠前にいかに病態を安定させるかが、安全に妊娠・出産を迎えられるかのカギになっているとのことです。

 

重要なのは、

  • 自分自身の病状をよく知ること
  • かかりつけ医によく相談し、妊娠可能か、薬剤コントロールが必要かなど積極的に関心を持つこと
  • 妊娠に際し、計画性を持つこと

だそうです。

 

 

妊活・不妊治療について、現在のメンタルクリニックの先生からOKが出ていれば問題ないでしょうとのことでした。

 

 

一番気になっていた服薬についてですが、今飲んでいる薬に関しては、必要であれば飲み続けたほうがいいとのことでした。(有益性投与)

服薬しないで危険な状態になる方が良くないし、衝動性などが落ち着いている状態が望ましいとのことです。

妊娠したからといって勝手に断薬するのは危険なので、メンタルクリニックの医師と不妊治療クリニックの医師と連携しながらお薬の調整をしていく必要があるようです。

 

 

特に気を付けたほうがいいのが妊娠後期だそうです。

メンタルが不安定になりやすく、希死念慮が現れたり、胎児を早く生んでしまいたいというような気持ちになりやすくなったり、危険な状態になる場合も多いそうです。

そのような場合は、必要であれば入院管理をして、メンタルを安定させる必要があるそうです。

今から、衝動性をおさえる訓練をしておくといいとアドバイスいただきました。

私の場合、スクイーズのような握るものを持つと落ち着きます。

 

 

服薬をしながらの出産をするときに赤ちゃんの離脱症候群が現れることがあるそうで、眠気や興奮状態が出ることがありますが、2~3日で抜けてくるそうです。その場合は、赤ちゃんの入院管理が必要になるとのことでした。

授乳に関してはその時の服薬の状況によっては授乳可能な場合もあるとのことで、要相談になるとのことでした。

 

 

出産後は主人のサポートが必要不可欠とのことで、可能であれば半年から1年くらい、育休を取得してもらってサポートをしてもらうことが望ましいとのことでした。

 

 

【妊娠前に知っておくべき感染症とワクチン】について

ワクチンで予防できる感染症については、抗体検査をし、必要があれば妊娠前に計画的にワクチン接種をした方がいいとのことでした。

麻疹(はしか)、水疱(みずぼうそう)、ムンプス(おたふく)は子供のころに接種済み、風疹(三日はしか)は2年ほど前に抗体検査をし、基準値より少し低かったため再接種済みです。

 

特に気を付けたほうがいいのが百日咳だそうで、赤ちゃんが感染すると重症化するリスクが高くなるそうです。

妊娠中にワクチン接種ができないため、妊娠前にワクチン接種することが望ましいそうです。

 

風疹、麻疹、百日咳の抗体検査を受けることにしました。採血をして2週間ほどで結果が出て、必要であればワクチン接種という流れになるそうです。

 

 

【セルフケア】について

主に体重管理についてお話を伺いました。

 

私は結婚後3年で25㎏ほど体重が増えてしまいました。

原因はよくわからないのですが、仕事を辞めて、双極性障害と診断されたころから太ってしまったのかと思っています。

 

BMIで見ると現在は「肥満1度」に該当するそうです。

この場合、標準体重の方に比べて妊娠中に血圧が上がりやすくなったり(妊娠高血圧症候群)、妊娠糖尿病になりやすくなったり、巨大児(4000g以上)の赤ちゃんが生まれやすくなったりというリスクがあるそうです。

また、生まれた赤ちゃんが何らかの治療を行うために新生児集中治療室(NICU)に滞在するリスクが高いなど、妊娠期・赤ちゃんの合併症が起きやすくなるそうです。

 

先生からは、まずは5㎏の減量を目指しましょうと提案されました。

適度な運動(1週間に150分程度、息が上がるが会話ができる程度の運動)と低GI値の食べ物をとりいれたバランスのいい食事をしていきましょうとのことでした。

具体的には白米を玄米に変えてみるところからやってみましょうとのことでした。

 

直近の採血結果でコレステロール値が高かったのですが、妊娠中はコレステロールが上がりやすいため、今から食事やサプリメントなどでコレステロールを下げるようにしましょうとのことでした。

 

現在飲んでいるサプリメントは、ラクトフェリンと葉酸ですが、こちらは引き続き飲んでいった方がいいそうです。

特に葉酸は赤血球の形成やDNAの合成、赤ちゃんの神経発達に関与するといわれており、妊娠前から積極的に摂取することにより、二分脊椎などの開放性神経管障害の発症を予防することが明らかになっているそうです。

そのほか、マルチビタミンや鉄分も大切なので、必要であればサプリメントから接種するようにとのことでした。

 

 

【妊娠した場合の病院】について

既往歴や入院歴からみて、精神科も併設されている大きな総合病院や大学病院での出産が望ましいとのことでした。

出来れば精神科が24時間対応していて、閉鎖的な病室の用意があるような病院がいいとのことでした。

今回伺った病院にも精神科はあるけども、24時間対応はしておらず、病室の確保もないため、他院の候補を教えていただきました。

 

 

1時間ほどいろいろなお話をして、終了。

最後に採血をして、再び総合窓口へ行ってお会計を済ませました。

ちなみにプレコンケア外来は自費での負担になります。

 

 

長くなってしまいましたが、妊娠前にいろいろなことを知れてよかったと思いました!

引き続き、妊活・不妊治療を頑張りたいと思います(#^^#)

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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